百合の日記帳29

ここ最近、種族差のある百合がおいしいです。
具体的には「小林さんちのメイドラゴン」と「しましまライオン」の事です。
姿の大きな差異や、立場の違い、そもそもの寿命がかけ離れている事など、壁は多いのですが
どちらも愛のためにそれを乗り越え、共にあろうとする姿勢がたまらないんです。
メイドラゴンではドラゴン側が人間の姿で生活していたりするものの、
ドラゴンはあくまでドラゴンとして、人間の最期まで付き合い、かけがえのない思い出とする事を選んだのでしょう。
そして2つめ。今回紹介したいのは、「しましまライオン」という人間に生まれ変わった野生の動物達の話です。
こちらは4コマ漫画で、ミラクで連載中の作品です。
主要人物の中にワニと鳥のカップルがいるのですが、これがすごくいい。
野生の頃に事故のような形で出会い、生活を共にするうちお互いに情が芽生えるのですが、
二匹は寿命が違う事による別れを受け入れることが出来ませんでした。
気まぐれな神にその事を相談してみると、
「寿命を操作する事は出来ないが人間の女子高生に生まれ変わる事は出来るよ」
片道切符の旅ですが二匹の気持ちは一つでした。
大好きな人と同じ時を生き、そして死ねる喜びを分かち合う二人。
4コマ漫画なので結構ほんわか描かれてますが、愛の重さが心地いいです。
もちろん主役カップルのしまうまとライオンも捕食百合でおいしいので未読の方は是非。