百合の日記帳33

「VA-11 Hall-A」


ヴァルハラという秘かに話題になっていた海外のゲーム。
日本語版がPCとVITAで出たので人柱覚悟でやってみました。
結論から言うと、思ったよりすごく百合的においしいゲームでした。
主人公はジルという女バーテンダーで、毎日色々なお客と触れ合っていくゲームなんですが
なんというか、これでもか! というくらい個性的な客ばかりがやってきます。
性に自由というか奔放というか、おっぴろげな人物が目立つので苦手な人は注意が必要です。
常連としてよく店にやってきて百合的においしい女の子は4人くらい。
一人目はドロシーという底抜けに明るい幼女娼婦のロボット(字面がすごい)
ジルには特別肩入れしており、とある事情でジルがとてつもなくへこんでる時には、ほぼ無償で
一晩中彼女の抱き枕になったりと、ええ子です。
二人目はアルマ。ヤリ○ンハッカー
おっぱいが大きく、やっかみでジルによくいじられる。
「私はノーマル」とは言っているものの、男との関係は全く長続きしないし
ジルにモーションをかけたりやたら気にかけたり、後日談ではまさか君達……
と、勘繰ってしまうような状態になっていたり、なんだか気になる人物。
そして三人目四人目はステラという猫耳令嬢とセイというレスキュー隊員。
この二人はジルではなくお互いが相手になります。デコとボコに見える二人ですが
互いの意思を理解尊重し、大切にしている関係が気持ちいい。
主人公もバーのマスターの女性に思いを寄せており、時折甘酸っぱい事もしてたりします。
そして個人的にツボだったのが中盤あたりから登場するガビィという少女。
百合的にすごく素敵な役どころだったのですが、核心に触れる事になるため詳しく紹介できません。
是非、自身の目で確かめていただきたいです。
アクが強いので万人にお勧めは出来ませんが、プレイしてよかったと思えるゲームでした。